1.ROLEXのPREMIUM・NAME(ダブルネーム)概要

時計メーカーとして後発であったロレックス(ROLEX)は、有名高級宝飾店等のネームバリューを活かし、高級時計ブランドとして知名度を上げようとしたようです。

まず、ロレックス正規代理店ブッフェラー(Bucherer)を筆頭に、ベイヤー(Beyer)、フィリップベギン(Philippe Beguin)、ベルガ(Verga)、H・ノイマン(H. Newman)、マッピン(Mappin)、オーキッド(orchid)、マルコーニ(Marconi)、セルピコイライナ(Serpico y Laino/ベネズエラの宝飾店)、ケルボイソブリノス(Cuervo y Sobrinos)、ドビーズ(Dobbies)、サウンダーズ(Saunders)、ダンクリングス(Dunklings)等のダブルネームがあったようで、中には消滅したブランドもあります。

また、カルティエ(Cartier)とのダブルネームの歴史は結構古く、また数は非常に少ないようです。さらには、1980年代を最後として、生産を打ち切っているようです。なお、最も人気の高い米国ティファニー(TIFFANY & CO.)は、1920年代に、既に始まったものと思われ、少なくとも1940年代初頭のプリンスに見られます。また、ノベルティもののダブルネームは、主に米国・北米での販促から来ているようです。

カナダの百貨店イートン(Eaton)社員の勤続25年記念モデル「クオーターセンチュリークラブ」は夙に有名で、またコカ・コーラ(Coca Cola)、ドミノピザ(Domino's Pizza)、パンナム(Pan Am)があり、こうなるとノベルティ提供は、むしろブランドイメージ低下となっていきました。そのため1980年代を最後に、ノベルティもののダブルネームはなくなったものと思われたのですが、ドミノピザでは現在も続行しているようです。

実際問題、すでに1970年代にロレックスは、公式に拒否していたという情報もあり、ドミノピザは、後書きの噂さえあります。(だから、現在でも続けられるのかも?/またある意味、後書きですが現在まで唯一継続しているダブルネーム?)

さらに、特殊機関・ミリタリーもののダブルネームなるものがあり、これは潜水調査機関コメックス(comex)や、中東や南米の軍事支給品があり、英国海軍仕様のサブマリーナ、また最近の誌上を騒がせた、1982年に合計2本とも言われるアメリカ海兵隊向け試作モデル1690(1680の変形)等も、このダブルネームに属すると言えると思います。(チュードル7206と合わせ、合計4本)

その他、GMTマスターをベースとした、ザ・リアルマッコイズのチャックイエーガーやサブマリーナデイトを基調としたスティブ・マックイーンモデル、サブマリーナデイトベースのミレニアム・パナマカナルモデル、エクスプローラーのインディアナポリスモデル、デイトジャストのニックプライスモデル、オリンピックモデル、ゼファーコンビボーイズの100本限定品、オイスターケース50年記念のクォーツケースのパペチュアルモデル等、探せばいろいろありそうです。



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